今学期はレベル5のクラスを中心に取っています。
ちなみに、レベル4は1年目、レベル5が2年目、レベル6が3年目のクラスです。(イギリスの大学は最短3年で卒業です。)
レベル5のクラスは以下の通り。
- OOP – Object Oriented Programming
- SDD – Software Design and Development
- PwD – Programming with Data
- ASP – Agile Software Project
- CSec – Computer Security
- GP – Graphics Programming
- ADS2 – Algorithms and Data Structures 2
- DNW – Databases, Networks and the Web
今学期で受講しているのがオレンジの背景でマークしている3つのクラスです。レベル5になると授業のレベルがより実践的なものになって、ぐっと難しさが増しました。
レベル4まではまだ離散数学や論理計算やアルゴリズムなどのコンピューターサイエンスの基礎を勉強していましたが、レベル5からは実際に世の中で広く使われているアプリケーションの一部を開発していくなどの実践的なものが増えたように思います。
その中でもレベル5の中で一番難易度が高く毎日の学習に時間がかかると言われているOOP(Object Oriented Programming)は、C++言語を学習します。先日中間試験が終わりましたが本当にきつかったです。精神をえぐられるようなキツさというか、いくら努力しても100点を目指すのは無理だろうという思いがあり、ではその中でどれだけ点数を伸ばし無事に落第せずにパスできるかというところに焦点を当てて課題を解いていきます。課題の内容としては、仮想通貨取引で応対する自動応答Botを作れというものでした(C++を学習し始めて3ヶ月後にコレ。鬼かと思いました。)
またそこそこの難易度と言われているPythonを扱うクラス、PwD(Programming with Data)も、他のクラスメイトたちの会話を聞いているとみな大体3〜40ページ前後のデータ分析レポートを提出しており、50項目もの採点基準を如何に網羅できるかという、縦にも横にも範囲が広いというような気が遠くなるような中間試験でした。課題の内容は、好きな題材で情報を収集し分析結果を出せというようなものでした。
レベル5の中では一番難易度が易しいと言われているGP(Graphoc Programming)を今学期は取り、一番レベルの高いOOPと合わせることでバランスを取ったつもりでした。このクラスはJavascriptを扱います。ここで私の弱点がよく分かったのは良かったと思います。一番易しいクラスと言われているはずなのに、私は全く易しいとは思えませんでした。私はどうやらJavascriptの理解が他のクラスメイトに比べて遅れているようです。課題の内容は、4つの指定されたグラフィックプログラミングを作成するというものでした。
結局中間試験を終わらせるためにOOPに約1ヶ月、PwDに約半月、GPに1週間程度かかり、1ヶ月半くらいを缶詰状態になって試験のために注ぎ込むことになりました。最後の方はフラフラで吐き気も感じるように。もちろん仕事も家事もこなしながらですので、フルタイムで学生ができる方はもう少し時間に余裕があったかもしれません。とはいえ、私は仕事がかなりフレキシブルなので、一般的なフルタイム勤務の方よりは時間に余裕が持てます。
全部で4クラス取れるところを、3つしか取っていないのにこの状態です。まだ残り半分あり、期末試験までは気が抜けませんが、とりあえずは1週間勉強から離れ、自分の好きなことをして心を整え直す時間を持ちました。
今日が自由にしようと決めた週の最後の日(日曜日)です。明日からまた気合を入れて勉強に精を出していきたいと思います。