RPLという制度を使って単位を移行する
RPLとは??
ロンドン大学コンピューターサイエンス学部では、”Recognition of Prior Learning (RPL)”といって、他の学校などで得た単位や資格をロンドン大学の単位として振り替えてくれる制度があります。
Recognition and accreditation of prior learning for BSc Computer Science
売れ入れ可能な大学の数は少なく、多くは同じロンドン大学系列のものか、シンガポールやマレーシアの限られた大学の理工学部からのみ受けいれています。受け入れ可能な単位は、ほぼ1年目の科目のみ、上限は120単位までです。
GoogleやIBMが提供する資格取得をして単位もゲット
その中でも目を引くのが、GoogleやIBMといった大企業が提供しているオンラインラーニングコースの一部が単位として認められるというものです。
“Cousera”という有名なラーニングプラットフォームで提供されているコースになります。
2022年3月現在以下の4つのコースが登録されています。
- IBM AI Engineering Professional Certificate
- IBM Applied AI Professional Certificate
- IBM Data Science Professional Certificate
- Google IT Support Professional Certificate
この4つのコースの内、2つはレベル4、他の2つはレベル6の単位と振り替え可能です。終了するとそれぞれの終了証明書と、勉強した分野のプロフェッショナルであるという資格が取得できます。グーグルのコースに至っては、終了するとITサポートプロフェッショナルという資格が手に入るだけでなく、グーグルのある分野の職域で大学卒業と同レベルとみなされ待遇されることになるそうです。
節約できる金額がすごい!
節約できる金額を大雑把に計算してみた
IBMが提供しているコースの金額は、それぞれ5万円前後で、グーグルに至っては集中して短期間で終わらせられる事ができれば、1万円以内で済みます。
現在ロンドン大学の授業料は1科目あたり約12万円程度なので、上記の4つのコースを終了して単位を移行できれば、だいたい32万円くらいの節約ができます。(大雑把に計算しています。)
これはやらないと損!
ということで、現在のレベルで受ける事ができるコースを積極的に勉強していきたいと思います。ちなみに、入学前にCouseraでコースを終了している場合でも、振り替えは上限120単位まで可能です。この4つのコースでロンドン大学コンピューターサイエンス学部の60単位を取得できることになります。
※入学後に単位移行先の授業をすでに受講した場合は、単位の移行はできません。
今回は自分用のメモ書きも含めて記事を執筆しました。